コールセンターが副業におすすめな3つの理由|仕事内容なども詳しく解説

コールセンターが副業におすすめな3つの理由|仕事内容なども詳しく解説
転職・副業アイコン

はる@転職と副業の達人

シングルのワンオペ育児ワーカー|シンママ・シンパパが子育てしながら稼ぐために転職と副業について情報発信中|転職回数10回・副業歴10年|高卒→フリーター→初就職は2ヶ月で失敗→派遣や契約、非正規や正規を転々としつつ副業でスキルUP→転職でレベルUP→大手外資メディア企業の管理職月収65万円→独立・月収400万円達成

「コールセンターで副業をしてみたい」と考えるあなたへ。

当記事では、コールセンターが副業に向いている理由や注意点について紹介していきます。

コールセンターで副業をする際は、本業とのバランスやコールセンター特有の精神的な疲労等、気をつけなければいけないことがたくさんあります。当記事ではコールセンターの副業を検討する場合に知っておきたいポイントや注意点について、体験談を元に解説するため実際に働く際に役に立ちます。ぜひご覧ください。

コールセンターでの副業(掛け持ち)は可能?

最近のコールセンターは、24時間休まず稼働していることが多いため、自分の空いている時間に入ることができます。

そもそも副業を始めるには、現在の勤務先の許可や年末調整が必要になってきますが、副業可能な職場であるなら、コールセンターは融通の効きやすい職種といえます。

24時間稼働しているコールセンターの中でも特にカスタマーセンター等の受信業務の場合は、昼夜を問わずスタッフを必要としています。週1回のシフトや1回の時間が短時間であっても、受け入れてくれる企業は多くあります。

コールセンターでの副業の仕事内容

コールセンターの仕事内容は、主に以下の3つです。

1.通販・カタログ販売の受付

2.商品についての問い合わせ対応

3.商品の売り込み

それぞれの仕事内容を詳しく見ていきましょう。

仕事1:通販・カタログ販売の受付

1つめの仕事は、「通販・カタログ販売の受付」です。

コールセンター業務の中では、受信業務にあたり「インバウンド」とも呼ばれています。具体的には、商品の注文受付やサービス加入に関する問い合わせの対応に当たります。

また、より専門的な対応が必要となった場合、担当部署・社員へ問い合わせをつなぐのも業務の1つです。

仕事2:商品についての問い合わせに対応する

2つめの仕事は、「商品についての問い合わせ対応」です。

先ほど紹介した「通販・カタログ販売の受付」より1歩踏み込んだ業務内容で「カスタマーサポート」とも呼ばれています。

顧客から寄せられた、商品に関する問い合わせへの対応が主な業務です。商品、あるいはサービスについての説明になるため、正確な知識が必要になります。IT機器など、より専門的な知識が必要になる人たちを「テクニカルサポート」と呼んだりもします。

問い合わせはお客様ごとに異なるため。臨機応変に対応できるコミュニケーションスキルも重要です。

仕事3:商品の売り込み

3つめの仕事は、「商品の売り込み」です。

商品の売り込みは、これまで紹介してきた2つの仕事、受信業務とは違い、こちらから顧客に電話をかける「発信業務」になります。

発信業務では、商品に対する理解に加え、相手の興味を引き、商品の購入まで持っていく営業スキルが重要になります。

売り込み業務の特徴として、顧客に電話をかけるため、業務につく時間帯にある程度制限がついてしまうことが挙げられます。発信業務は、9時から遅くても20時までの範囲で行われています。副業として発信業務をしようとするのは、本業との時間調整が難しくなってしまう可能性があります。

コールセンターが副業に向いている3つの理由

ここまで、コールセンターで実際に行う仕事について紹介してきました。次に、コールセンター業務が副業に向いている理由を3つ紹介します。

1.土日祝日でも働ける

2.シフトの融通が効きやすい

3.顔がバレにくい

それぞれの内容について、見ていきましょう。

理由1:土日祝日でも働ける

コールセンターが副業に向いている1つめの理由は、土日祝日でも働くことができる点です。

コールセンターの業務内容のうち、受信業務は24時間365日発生するものです。特にクレジットカードや銀行の場合は土日祝日であっても、関係なく対応が必要になります。したがって平日は「本業がありなかなか入れない」場合でも、土日祝日にシフトを入れることが可能です。

平日を除いた曜日にシフトを入れたい場合、募集要項の確認や事前の打ち合わせを忘れず、週末のみでも受け入れてもらえる現場を探しましょう。

ちなみに筆者はかつて平日は本業で土日の夜間のみ副業としてクレジットカードのコールセンター業務の経験がありますが、面接の際は「土日夜間しか入れません」とあらかじめ伝えました。

しかし土日の夜間は普段勤務している主婦が少ないため、副業としてスポットで入れる場合、「むしろ助かります」と重宝される傾向にありました。

理由2:シフトの融通が効きやすい

2つめの理由は、シフトの融通が効きやすい点です。コールセンターには数百人のスタッフが所属しています。事前に申請をしておけば、比較的簡単に自分の希望する時間帯で業務に入ることが可能です。

また、緊急でシフトに入れなくなってしまっても、現場が回らなくなることはそうそうありません。

筆者の場合、体調不良で休む場合はコールセンターのリーダーが代わりに出勤してくれました。

したがって本業やその他自分のスケジュールに合わせてシフトを組め、ストレスなく続けていくことができます。

理由3:顔がバレにくい

3つめの理由は、コールセンター勤務は知り合いに顔がバレにくく副業に向いている点です。

本業で副業が認められている場合はあまり気にする必要ありませんが、なるべく周囲の人に知られたくない場合、コールセンター業務は最適です。

コンビニ等の接客業とは異なり、コールセンターの業務はオフィスの中で行います。一度オフィス内に入ってしまえば、業務中外部の人と顔を合わせることはありません。

実際に筆者が勤務していたコールセンターは1室に20人ほどおり、隣とはパネルで区切られていたため、最後までどこに誰がいるかわからないままでした。

副業が推奨されていない職場にいる場合は、どんなことが理由になって副業がバレるか分かりません。

したがって対面業務のないコールセンターでの仕事は、職場に漏れるリスクを抑えることにつながります。

理由4:フルリモートで働ける

最近ではフルリモートのコールセンター業務が増えています。

筆者もママワークス経由でフルリモートのコールセンター業務を経験しましたが、違和感なく働くことができました。

自宅にネット環境さえ整っていれば通勤せずとも働けるため、主婦や在宅で仕事をしたい方にぴったりです。

また「在宅の場合、わからないことはどうしよう」と不安を感じるかと思いますが、チャットやスカイプを活用してリーダーに確認可能なため、心配は無用です。

コールセンターの副業をする2つのデメリット

コールセンターで副業をする際のメリットについて紹介しましたが、もちろんメリットばかりではありません。コールセンターの副業で生じるデメリットも存在します。

今回は、以下の2つのデメリットについてみていきましょう。

1.労働基準法に違反する可能性がある

2.体力面や精神的に負担がかかる

事前の確認や注意で防ぐことができるものもあるので、副業を始める際は注意してください。

デメリット1:労働基準法に違反する可能性がある

1つめのデメリットは、労働基準法に違反してしまう可能性がある点です。

労働基準法の中で扱っている「労働時間」は、副業をしている場合、本業と副業の通算労働時間のことを指します。労働基準法第38条第1項には、以下のように定められています。

・事業場を異にする場合、労働時間の適用に関する規定の適用については通算する

労働時間の上限は、1週間で40時間、1日8時間までと決められています。決められた時間を超えて働く分には残業代の支給が必要となってくるのです。仮に1日で本業で8時間、副業で2時間の労働をした場合、副業の事業主は、2時間分の給与を時間外手当として支払わなければいけません。

当然双方の事業者の合意は事前に必要になってきますが、給与の支払いで労働基準法違反になってしまわないよう注意してください。

デメリット2:体力面や精神的に負担がかかる

2つめのデメリットは、体力面や精神的に負担がかかる点です。

副業を行うことは確かにプラスアルファの財源確保につながりますが、単純な労働時間は増加します。土日祝日業務にあたるだけでも、慣れないうちは疲労が大きく溜まってしまいます。

副業を始める明確な目標やモチベーションがあったとしても、副業を始めたことで心身のバランスを崩し、本業にまで悪影響が及んでは本末転倒です。始めのうちは無理のない範囲でシフトを組み、副業のある生活に慣れていきましょう。

筆者の経験上、コールセンターはクレーマーのようなお客様に遭遇する可能性が極めて高く、製品についてのクレームにもかかわらず「自分が責められている」ような感覚に陥ることがあります。

座っているだけのため、体力的には問題ありませんが精神的な疲労を感じ就労後には「今日も辛かった」と落ち込む日もありました。

したがって副業のある生活に慣れてきてから、徐々に量を増やしていくことをおすすめします。

コールセンターで副業をする際に気をつけること

コールセンターで副業をする際に気をつけることは、デメリットから考えると以下の2点になります。

1.本業の就労時間を確認し、働きすぎないようにする

2.シフト管理は慎重かつ正確に行う

時間外労働の給与は、通常の給与よりも割高になっているため、受け取る側も支払う側も注意が必要になります。また、副業をどの時間に入れるかは自由ですが、最低限本業に支障が出ないよう自分で管理しなければなりません。本業と副業のどちらも、中途半端になってしまわないよう気をつけましょう。

まとめ

コールセンターの業務は、24時間365日行われているため、副業初心者でも始めやすい業種の1つです。

受信業務、発信業務いずれにしろ顧客対応が必要となるため、自身の営業スキルやトークスキル・クレーム対応スキルなどが向上していくことも期待できます。

本格的に始める際は、今勤めている会社の相談し、許可を得ることが必要になりますが、副業を始めたいと考えている場合はぜひコールセンター業務を検討してみてください

以下構成になかったため、チェック時に削除しました。

コールセンターで副業をすると会社にバレる?

結論から言うと、コールセンターに限らず副業はいずれ会社にバレます。副業が会社にバレるのは「住民税」が関係してくるためです。

会社から支払われる給与の中に「住民税」という項目があります。給与から自動的に天引きされている住民税の金額は、収入の総額から算出されます。副業を始め、収入が増えると住民税が多くなるわけですが、経理担当からすると、会社からの給与は増えていないのに住民税が増えていることになるわけです。

給与の支給額が増えていないのに住民税が増えた、つまり他の収入源を持っていることは察しがついてしまいます。職場に確認をとらず、副業を始めてしまうと遅かれ早かれバレるので、事前に相談しておきましょう。