【TOEICスコア別】英語を使う仕事一覧!仕事の特徴や平均年収もご紹介

【TOEICスコア別】英語を使う仕事一覧!仕事の特徴や平均年収もご紹介
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はる@転職と副業の達人

シングルのワンオペ育児ワーカー|シンママ・シンパパが子育てしながら稼ぐために転職と副業について情報発信中|転職回数10回・副業歴10年|高卒→フリーター→初就職は2ヶ月で失敗→派遣や契約、非正規や正規を転々としつつ副業でスキルUP→転職でレベルUP→大手外資メディア企業の管理職月収65万円→独立・月収400万円達成

「英語を使って仕事がしたい」とお考えのあなた。本記事ではTOEICスコア別に、英語が活かせるおすすめの仕事を一覧で紹介します。自身の現在地を把握しながら、目標となるスコアを定める上での参考にしてください。

英語を使う仕事を選ぶ際に考えるべきポイント

英語を使う仕事を選ぶ際に考えるべきポイントとは、どのようなものなのでしょうか。

あなたが英語を使って仕事をしたいと考えているのなら、ぜひ参考にしてみてください。

英語を使ってどんな仕事がしたいか 

そもそも、英語を使ってどのような仕事をしたいのかを考えることが大切です。英語を使った仕事には、さまざまなものがあります。

しかし、それぞれの仕事には「どの程度の英語力が必要なのか」という基準があります。

そこで、やりたい仕事を絞って考えることで、どの程度の英語力が必要なのか、足りないものはなにかを考えられます。

国内企業・海外企業のどちらで働くか

英語を仕事に活かしたいと感じていても「海外では働きたくない」、もしくは日本にあっても「海外企業は遠慮したい」ということもあるでしょう。

もちろん英語の仕事は海外企業の専売特許ではありません。国内企業であっても英語を必要とする職種は多くあるため、どのような企業がいいのかをよく考えておく必要があります。

筆者自身、外資系企業での勤務経験がございます。テストスコアは同じでも、海外拠点での業務や海外と連携ができる人と、国内でそれほど英語を使わない人に別れる現場も経験いたしました。TOEICのスコアはあくまでも目安であり、自身が目指したいキャリアに合わせて必要なスキル・英語力を得ていくことが重要です。

必要な英語力があるか・身につけられるか 

やりたい仕事があるとしても、その業務に求められる英語力を満たしていない可能性もあります。そのため、やりたい仕事を見つけたら今の英語力で問題ないのか、今以上の英語力を身に着けられるのかなどを考える必要があります。

英語を使う仕事の目安になるのは、TOEICの点数であることが多いため毎回受けるようにしましょう。次からはTOEICの具体的スコアごとに、可能な仕事を紹介します。

英語を使う仕事:TOEIC400〜550点

英語を使う仕事の中では、TOEIC400〜550点ほどのスコアで簡易な会話のみでも勤務可能な仕事もあります。それぞれの仕事を、詳しくみていきましょう。

ホテルスタッフ 

ホテルスタッフは、ホテルを訪れる宿泊客が快適な滞在をできるようにサポートする仕事です。持ち場によって異なった呼ばれ方をしますが、基本的にホテルに勤めるスタッフはホテルスタッフといえます。

近年外国からの観光客も増加しつつあり、ホテルスタッフの中でもコンシェルジュには英語ができるスタッフを配置するホテルも多くなってきています。

グランドスタッフ

グランドスタッフは、空港に勤めるスタッフのことでカウンター業務などを担当します。

搭乗手続きや出発案内業務、到着便業務などが主な仕事内容であり、日本語に加えて英語での案内も欠かせないためスムーズに英語を話せる必要があります。

また、実際にチェックインカウンターに来られた外国人を相手にすることもあるため、リスニングもうまくできなければなりません。グランドスタッフには、英語力は必須といえます。

入国審査官 

入国審査官は、日本を訪れる外国人出入国審査だけでなく、日本に在留している外国人の在留審査や出入国管理も行っています。

基本的に相手をするのが外国人であるため、必ず英語ができなくてはなりません。しかしTOEICで400〜550点あれば、十分勤められる範囲です。

入国審査官は国家公務員であるため、英語以外もおろそかにはできません。

英語を使う仕事:TOEIC600〜700点

英語を使う仕事でも、TOEIC600〜700点とかなりスムーズに話せる必要がある仕事があります。英語に自信があるという場合だけでなく、少し頑張れば手が届きそうであればぜひ、目指してみましょう。

キャビンアテンダント 

キャビンアテンダントは、世界を股に掛ける華麗な職業です。

その仕事内容は、機内で飲みものや食事の提供をするだけでなく、離着陸時や非常時の機内アナウンスがあり、高い英語レベルを要求されます。

また、小さな子供のお世話やお客様の質問に回答するなど臨機応変な対応が求められる仕事でもあります。そのほかに重要なのが、保安業務です。

不審物や忘れ物のチェックや非常用の設備案内、急病人への対処など業務は多岐にわたります。興味があるならぜひ、挑戦してみましょう。

通関士

通関士は、その名の通り通関に関するスペシャリストのことです。

税関に対して輸出入の手続きを行うのが主な仕事であり、英語が話せるだけでなく専門用語を交えての読み書き能力も必要になります。

財務省が管轄する唯一の国家資格であり、関税を扱える非常に専門性の高いスペシャリストなので、興味がある場合は努力が必要です。

貿易関連 

貿易関連の職業には、英語が必要になります。

読み書きだけでなく話せること、聞き取れることも重要であり、時には冗談を交えて話さなければならないことも。

もちろん、相手が冗談を言ってきたときにもウィットにとんだ返し方をする必要もあります。

そのため、非常に高い英語力が必要になり、さらに専門用語なども身に着けることが大切です。貿易関連の仕事をしたいと考えているのであれば、職種によって必要になる専門知識なども違うため、仕事に就いた後もかなりの努力と英語の勉強をすることになります。

英語を使う仕事:TOEIC700点~750点

英語を使う仕事の中でも、TOEIC700点〜750点とかなり高い点数を常に維持しなければこなせない専門分野の仕事があります。

どのような仕事があるのか、詳しくみてみましょう。

パイロット 

パイロットは、飛行機やヘリコプターを操縦することができる専門職です。

当然誰にでもできる仕事ではなく、専門的な知識と技術が必要であり、それ以上に身体能力や健康なども重要になります。

英語でアナウンスすることがあるのはもちろん世界中のさまざまな空港で離着陸するためには、非常に高い英語力が必要です。

もしも英語力が足りなければ管制官の言うことがわからず、飛行機を安全に離着陸することができません。そのため、TOEIC700点以上であることが望ましい職業です。

弁理士

弁理士は、知的財産権を守るための重要な職業です。知的財産権にあたる事案を幅広く取り扱うことができる国家資格であり、特許権・実用新案権・意匠権・商標権等に関わる事ができます。

クライアントの代理として特許庁に出願手続きをすることが主な業務内容ですが、そのほかにも特許技術が侵害されたときなどにクライアントに助言をすることや訴訟の代理を行うことも業務に含まれます。書類作成の技術や法律の知識、高い英語力が必要です。

外資系企業 

外資系企業に勤めると、当然さまざまな国や地域の外国人と接することになるため日常会話から仕事に必要な専門的な会話まで英語でこなせる必要があります。そのため、最低でもTOEIC700点が必要です。

もちろんそれ以上にできれば企業内でも上を目指すことができるため、さらに習得して上の点数を目指すのもおすすめです。多くの外国人と出会い、実用的な英語を日々使うことができる環境はあなたの英語力をさらに上げてくれると期待できます。

英語を使う仕事:TOEIC750点~900点

英語を使う仕事の中でも、TOEIC750点〜900点というかなりの高得点が必要になる仕事とは、どのような仕事なのか気になりますよね。もしも高い英語力を生かしたい場合はぜひチャレンジしてみましょう。

公認会計士 

会計士という職業の中でもひときわ能力を必要とされるのが、公認会計士です。

独占業務の「財務諸表監査」が主な仕事ではありますが、当然それだけではありません。公認会計士の仕事内容は多岐にわたり、財務・経理、株式公開支援、会計コンサルティングなどを行うことになります。

公認会計士として仕事をするには試験に受かるだけではなく、試験後に業務補助・実務補習・修了考査合格という3つの要件を満たす必要があります。

要件を満たした後で名簿に登録することができれば、ようやく公認会計士と名乗って仕事を開始できる、非常に難しい仕事です。

公認会計士を必要とする企業は世界で展開しているようなグローバル企業や外資系企業が多く、専門的な用語も交えての英語能力が必要です。そのため、TOEICでも750点〜900点という高い点数が必要になります。

英語の教員

英語教師として学校で生徒に英語を教えるためには、高い英語能力が要求されます。

また、単に読み書きや聞き取りができるというだけではなく、英語をわかりやすく教えることも重要であり、日本語の能力も問われる職業です。

英語の教員は学校だけでなく塾の講師などさまざまな場面で必要とされる仕事ですが、言葉ができるだけでなく外国の文化に詳しければ就職しやすくなります。

バイヤー

バイヤーは、商品を仕入れて支払いをする仕事です。もちろん、日本国内だけを回るバイヤーもいますが、海外を飛び回り、さまざまな商品を買い付けてくるバイヤーも多くいます。

海外から良い製品を仕入れるには海外の情勢や文化に至るまで知り尽くしておかなくてはならず、当然現地の人と交渉をするためには高い英語力も求められます。

英語を使う仕事:TOEIC900点~

英語を使う仕事の中でも、最高得点に近いTOEIC900点以上が求められる仕事とはどのようなものがあるのか、英語に自信があるならぜひ詳しく知っておきましょう。

通訳 

通訳という仕事は、英語が求められる仕事の中でも、TOEICで最高得点に近い数値をたたき出さなければできない仕事です。

また、英語力だけでなく国語力も求められる仕事であり、相手の行ったことをリアルタイムで間違いなくかつ伝わりやすい日本語にして伝える必要があります。

大切な会談や商談の場で必要とされることが多い通訳であるため、その言葉に間違いは許されない、重要な仕事です。

翻訳家

翻訳家もまた、高い英語力とともに国語力が必要な仕事です。

英語を直訳するのでは意味がなく、「わかりやすい物語になるように」仕上げるのが翻訳家の仕事です。

もちろん、元の話を変えてしまっては意味がないため、原作に忠実でありながら、という注釈が付きます。そのためさまざまな地域の英語や表現に精通している必要があります。

外国語専門学校の教員 

外国語専門学校の教員になるには、高い英語力とやはり高い国語力が必要です。

加えて人に教えることができるほどの力量が求められるため、TOEICでも最高に近い得点が必要になります。

英語が得意で活かしたい、人にものを教えるのが好きというのであればぜひ、目指してみてください。

まとめ

今回紹介した職種をTOEICのスコアごとに一覧にしました。

TOEICスコア適職
400〜550点ホテルスタッフグランドスタッフ入国審査官
600〜700点キャビンアテンダント通関士貿易関連
700点~750点パイロット弁理士外資系企業
750点~900点公認会計士英語教員バイヤー
900点以上通訳翻訳家外国語学校の教員

英語を使う仕事とはいっても、さまざまな仕事があります。仕事の内容によって必要な英語力は変わってくるため、自分に合った仕事を見つけてみてください。英語が得意なのであれば、ぜひ英語力を生かした職業を見つけてみましょう。