この記事にたどり着いたあなたは、写真の副業に挑戦してみたいと思っているのではないでしょうか。しかし、実際は「写真は好きだけど本当に仕事になるのか分からない」「写真の副業で稼ぐ方法にはどんなものがあるのか知りたい」という悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回は写真の副業で稼ぐ3つの方法や初心者が知っておくべき稼ぐコツをご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
写真の副業をおすすめする理由
ここでは、写真の副業をおすすめする理由を2つご紹介します。
- 写真好き・編集好きは趣味を活かすことができるから
- 売れる写真は不労所得を生み続けるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
写真好き・編集好きは趣味を活かすことができるから
普段の趣味で、写真の撮影や編集することをやっていればそれを副業にできます。
副業というと、新しいことに挑戦するために勉強が必要なイメージですが、もともと写真の趣味がある場合はすぐに仕事に移れます。
筆者も、撮った写真を編集して自宅に飾ることを趣味にしていたため、写真が副業にできることを知ったときはかなり嬉しかったです。
趣味の延長線上としての副業であれば、辛くて途中で辞めてしまう心配も少なく、やってて楽しいと思えるはずです。
普段から写真を趣味にしているのなら、副業として仕事にしてみてはいかがでしょうか。
売れる写真は不労所得を生み続けるから
また、撮影した写真を出品し、売れ続ければ不労所得を得ることができます。
写真の副業では、自分で撮影した写真を販売サイトで出品することができ、一度出品すれば売れる度に収入が入ります。
人気のある写真であれば、月に数万円の売り上げが発生することもあるみたいです。
副業には、案件ごとに仕事をこなす労働集約型のものや、半永久的に収入が発生する不労所得のものがあります。
写真の副業は、手軽に出品ができる上に、人気が出れば半永久的に不労所得を得られるめずらしい仕事です。
副業で安定して収入を得たいと考えているなら、写真の副業に挑戦してみるのをおすすめします。
写真を副業にする3つの方法
ここでは、写真を副業にする3つの方法をご紹介します。
- 「写真販売」自分で撮影した写真を販売サイトで売る
- 「フォトグラファー」副業フォトグラファーとして活動する
- 「写真加工・デザイン」写真の加工やデザインの副業案件を受注する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法1:「写真販売」自分で撮影した写真を販売サイトで売る
まず、自分で撮影した写真を販売サイトで売る「写真販売」です。
販売サイトに掲載した写真が売れると、売り上げの一部が販売者に入るという仕組みです。
方法2:「フォトグラファー」副業フォトグラファーとして活動する
次に、副業「フォトグラファー」として活動する方法があります。
フォトグラファーとして外部の人から撮影を依頼された際に、撮影を担当するのがメインの仕事です。
方法3:「写真加工・デザイン」写真の加工やデザインの副業案件を受注する
最後に、「写真加工・デザイン」の副業案件を受注する方法です。
これは、写真の撮影ではなく撮った写真の編集やデザイン加工を行うのが仕事です。写真撮影では、仕事先や屋外での仕事になりますが、写真の編集やデザイン加工であれば自宅でも仕事ができます。
「写真販売」
ここでは、写真販売の副業について詳しく解説します。
初心者が写真販売で稼ぐまでの手順とコツ
初心者が写真販売で稼ぐまでには、大まかに3つの手順があります。
手順1:写真素材の販売サイトに登録する
まず、写真素材の販売サイトに登録します。代表的な販売サイトには、PIXTAや写真ACなどがあります。
写真ACでは、無料写真を掲載してダウンロードされるごとにポイントをもらえる仕組みを採用しているため、収益性が高く初心者でも稼ぎやすいです。
手順2:写真を撮って投稿する
次に、撮影した写真を販売サイトに投稿します。
投稿するにあたり、販売サイトごとに規定があるため、あらかじめチェックしておきましょう。
手順3:写真を購入してもらう
最後に、写真を購入してもらえれば、販売価格の一部が販売者のもとに収益として入ります。
購入された写真は、その後も販売サイトに掲載され続けるため、また違う人が購入すれば継続して収益を得ることが可能です。
写真を販売する際に気をつけておきたい注意点
写真を販売する際には、いくつか気をつけておくことがあります。
写真の撮影・販売時は著作権に注意する
まず、写真の撮影・販売時は著作権に注意しましょう。
人物や建物を撮影した写真を、販売サイトに掲載する際には厳しい審査があります。
販売サイトの中には「肖像権使用許諾書」の提出が求められることがあるからです。そのため、数多くの人物が写真に写っている場合でも、全員に写真の掲載許可を得なければなりません。
また、建物の写真は著作権フリーの場合がほとんどであるため問題ないです。
しかし、建物内に展示されている絵画などの作品が写ってしまうと、著作権法違反に触れてしまう危険性があるため注意しましょう。
写真の単価が低く思うように売れない・稼げないことも多い
販売サイトでの収入を得ようとすると、写真の単価が低く思うように稼げないことも多いです。
また、掲載した写真に人気が出ればたくさん売れますが、競合が強い場合だとなかなか売れません。
筆者も、販売サイトを利用していましたが、月に多くても数千円程度の売上にしかなりませんでした。
販売サイトで、しっかりと稼ぐためには高度な写真撮影・編集スキルが求められるのを覚えておきましょう。
「フォトグラファー」
ここでは、フォトグラファーの副業について詳しく解説します。
副業フォトグラファーとして稼ぐまでの手順とコツ
副業フォトグラファーとして稼ぐまでには、2つの手順があります。
手順1:無料で活動し知人経由で実績を増やす
副業フォトグラファーとして稼ぐには、まずは無料で活動をして、知人経由で実績を増やしましょう。
フォトグラファーの仕事を始めたての頃は、実績が足りないためなかなか仕事がもらえないからです。
筆者も、趣味として写真を撮影していたため、いきなり仕事にしてお金をもらうことに苦戦しました。しかし、知人からの仕事を無料で受けて接触を増やしたおかげで、知人が知り合いを紹介してくれて、正規の依頼を受けられるようになりました。
筆者の経験上、長くても3ヶ月間無料で活動していれば、人脈が増えて実績も一定レベルにまで到達すると感じます。
手順2:出張撮影・出張カメラマンサービスで仕事を探す
次に、出張撮影・出張カメラマンサービスで仕事を探します。実績が積み上がってきたタイミングで登録しておきましょう。
出張撮影サービスには、ふぉとるやラブグラフなどがあります。
ただし、上記のようなサービスを利用するには、審査に通過する必要があるため、初心者のうちに登録するのはおすすめしません。ある程度実績を積んでから利用するかどうかを検討しましょう。
フォトグラファーとして活動する際に気をつけておきたい注意点
フォトグラファーで活動する際には、以下の2つのことに注意しましょう。
撮影・写真を楽しむことを忘れない
まずは、写真の撮影を楽しむことを忘れないことです。
副業を始めた頃は、思うように稼げなくて無料で仕事を受けることがほとんどです。そこでお金がもらえないからといって楽しめなくなると、途中で挫折してしまいます。
副業は、本業の合間に行うものなので、せっかくの貴重な時間を楽しまないのはもったいないです。
また、自分が楽しんでいれば、写真に写っている人も笑顔にできるので、どんなときも仕事を楽しむことを心がけましょう。
副業カメラマンと名乗ると案件をもらいにくい
経験上ですが、フォトグラファーとして活動をする際に、副業カメラマンと名乗ると案件をもらいにくくなるのでやめましょう。
副業カメラマンと名乗ってしまうと、発注者側から土日にしか活動できないと思われて、大きい案件を任せてもらえない可能性があるからです。
わざわざ自分から、副業カメラマンだということを名乗っても良いことはないです。たとえ、平日本業で忙しかったとしても、その他の時間にメインで活動している旨を伝えれば問題ありません。
「写真加工・デザイン」
ここでは、写真加工・デザインの副業について詳しく解説します。
写真の加工やデザインの副業案件で稼ぐまでの手順とコツ
写真の加工やデザインの副業案件で稼ぐには2つの手順があります。
手順1:企業人気の高いPhotoshopのスキルを磨く
まず、企業から人気の高いPhotoshpのスキルを磨きましょう。
Photoshopは、写真の編集やデザインやイラストなどさまざまな用途に活用できる、画像編集ツールです。
主に動画編集やイラスト作成の仕事で利用されることが多いですが、写真の副業をやるなら使えるようにしておいて損はないです。
筆者は、AdobeのPhotoshopを購入して写真を編集していました。無料版で利用することも可能なので、試しに使ってみることをおすすめします。
手順2:クラウドソーシングやスキルシェアサイトで仕事を探す
次に、クラウドソーシングやスキルシェアサイトで仕事を探しましょう。
写真の加工やデザインの仕事では、Photoshopの使用経験がある人のみ応募を受け付けていることが多いです。
筆者もクラウドソーシングを利用していたときは、Photoshop経験者のみの案件が多くてびっくりしました。そのため、あらかじめ勉強しておいて良かったと感じました。
クラウドソーシングには、Lancersやクラウディアなどがあり、スキルシェアサイトにはココナラなどが代表として挙げられます。
上記のサイトを利用し、案件を受注しながらスキルアップに努めましょう。
写真加工・デザインを副業にする際に気をつけておきたい注意点
写真加工・デザインを副業にする際には、以下の2つのことに注意しましょう。
安定して仕事をもらえるまで時間がかかる
まず、写真加工・デザインの仕事は単発でお願いされることが多いです。そのため、安定して仕事をもらうためには、時間をかけてスキルや経験を積む必要があります。
筆者も、安定して仕事を受けるまで半年以上はかかりました。最初は単価の低い案件にしか応募が通らなかったため、何度も仕事を受けながらスキルと経験を養っていきました。
また、写真の加工やデザインの仕事は、イラストレーターの方にも仕事が流れるため、その分競合が増えます。
しかし、発注者側は写真の撮影と編集する人はできれば同じ人に頼みたいのが本音です。別の人に頼むとなると新たに募集をかける手間が増えるからです。
案件に応募する際には、写真加工やデザイン以外にも、写真の撮影もできることを伝えると受注しやすくなるのでぜひ実践してみてください。
大きい金額を稼げるというわけではない
写真加工・デザインの仕事だけで、大きい金額を稼ぐのは難しいです。1件あたりの単価はだいたい5000〜1万円程度が相場になります。
もちろんスキルや実績があれば単価も上がっていきますが、月に10万以上稼ぎたいのであれば、写真撮影の仕事とセットで受注するのがベストです。
まとめ
本記事では、写真の副業で稼ぐ方法を解説しました。
会社員をやりながら写真の副業を行う際には、なるべく副業感を出さないことをおすすめします。副業でもプロ意識を大事にすることで、クライアントから大きな案件を任せてもらえるようになります。
今回紹介した方法を参考にして、写真の副業を始めてみてはいかがでしょうか。