経理におすすめの副業4選!収入の目安・メリットデメリットまでご紹介

経理におすすめの副業4選!収入の目安・メリットデメリットまでご紹介
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はる@転職と副業の達人

シングルのワンオペ育児ワーカー|シンママ・シンパパが子育てしながら稼ぐために転職と副業について情報発信中|転職回数10回・副業歴10年|高卒→フリーター→初就職は2ヶ月で失敗→派遣や契約、非正規や正規を転々としつつ副業でスキルUP→転職でレベルUP→大手外資メディア企業の管理職月収65万円→独立・月収400万円達成

これまで培ってきた経理の経験や知見を活かして、副業で稼いでみたいあなた。本記事では、経理経験者に向いている副業や稼ぐまでの手順を具体的に解説します。

最近、会社員の中で副業がブームになりつつあります。中でも経理の仕事をしている場合は、自分にどんな副業が向いているのか気になりますよね。

そこで今回は経理経験者におすすめの副業4選を紹介し、それぞれ収入の目安や副業のメリット・デメリットを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

経理が副業に向いている理由

まず「経理経験を副業に活かせるのか?」と気になりますよね。

結論から言うと、経理は専門的な副業に活かせます。ここでは、経理が副業に向いている理由をご紹介します。

理由1:時間的余裕が多い

経理の仕事は、月の中旬や8〜10月あたりの閑散期であれば、業務量が落ち着いているため、残業時間が少なく早く帰宅できます。そのため、平日の勤務時間後であっても時間的余裕が多く、副業ができるチャンスが大いにあります。

理由2:勉強好きの人が多いから

経理の仕事をするには、簿記などの資格取得し、仕事内でも税金周りの仕事を扱うための勉強が必要になります。そのため、普段から学ぶ習慣が付いていることもあって、勉強好きの人が多いです。

副業を始めるには、本で勉強をしてみたり、セミナーに通ってみたりなどスキルを蓄えていく必要があります。しかし経理の仕事をしている方であれば、普段から勉強する習慣があるため、副業の勉強が億劫になることも少ないです。

理由3:お金の管理スキルや知見が活かせるから

経理の仕事には、お金の管理スキルや知見が必須です。そのため、投資の副業をする際に、いくらの資産を保有したいかであったり、何%の利率で回したいなどといったお金の計算にも強いです。

また、本業とは別に副業を始める際には、確定申告が本業とは別で必要になります。経理の仕事では、社員の年末調整を行っているため、他の仕事をしている方よりも税金に関する知識が豊富だと言えます。

一例として筆者自身も一般企業で10年ほど経理事務経験がありますが、培った確定申告や年末調整にまつわる知識を持っていたためスキルを活かし、転職の際に知っておきたいお金のライティングを副業で経験したことがあります。

税金にまつわるライティングは知識のない人がどんなにリサーチして記述してもリアリティのない記事になってしまいます。しかし実際に業務を行った経験のある人が執筆すると金額の具体例を元に解説できるため、読者にとって有意義な記事を提供できます。

経理が副業を選ぶ際のポイント

ここまで、経理が副業に向いている理由について解説しました。

副業に向いているといっても「実際にどうやって副業を選んでいけば良いか分からない」と悩みますよね。

ここでは、経理がおさえておきたい副業を選ぶ際のポイントを紹介します。

経理経験や知識が活きる仕事か

まず、経理が副業を選ぶ際は、本業での経験や知識が活きる仕事かどうか見極めることが大切です。

経理の仕事は、一般的な業務より特殊であるため、副業界隈で重宝されることが多いためです。

汎用性の高いスキルが身に付くか

また、汎用性の高いスキルが身に付くかどうかもチェックしておきましょう。

副業を始める理由は人それぞれだと思いますが、お金を稼ぐだけでなく副業を通してスキルアップを図りたいという場合もありますよね。

その場合、経理の仕事をする中で足りないと感じるスキルを挙げてみて、それらを手に入れることができる副業を選ぶことをおすすめします。

経理におすすめの副業1:経理代行・記帳代行

ここでは、経理におすすめの副業をご紹介します。まずは、経理代行・記帳代行です。

これは、経理の仕事を代行する業務のことをいい、企業側が経理の仕事ができる外部の人に委託する形になります。

小規模の会社や事務所で、経理が存在しないところでは、外部の人に委託することがほとんどです。また外部に委託することで、企業側もわざわざ経理専門の人材を雇用して育成する必要もなくなるため、人件費のコストカットに繋がります。

収入の目安

経理代行・記帳代行の収入の目安は、記帳代行だと1案件あたり800〜1000円ほどです。経理代行の場合は、決算書作成や法人税申告など業務によって変動しますが、1案件あたり1〜3万ほどが相場になります。

経理代行・記帳代行のメリット・デメリット

経理代行・記帳代行のメリットは、本業で得た知識・経験をそのまま活かせる点です。副業だからといって新たに勉強する必要もないため、すぐに始めることができます。

また、外部から委託された仕事をすることで、新たな気付きを得ることもあります。副業での経験をそのまま本業に活かせることができれば、良い相乗効果が生まれるでしょう。

一方デメリットは、経理の仕事であるため、本業の繁忙期がかぶりやすい点です。どの企業も経理の繁忙期は、月初や4、5月などと共通しているため、本業と両立して副業を行うのが難しくなります。

また、経理は専門性が必要な仕事であるため、数ある副業の中でも評価が厳しめです。そのため、クライアントから継続して仕事を発注してもらうには、相応のクオリティが必要になります。

経理におすすめの副業2 :PCインストラクター

経理には、PCインストラクターの副業もおすすめです。PCインストラクターとは、PC操作を学びたい方に対してPCの使い方を教える仕事です。

経理の仕事は、PCを使う場面が多いため、他の職種の方よりもPCスキルが高い傾向にあります。特に、Excelの使用歴が長いことで、VBAが得意になったりMOS資格を取得したという方もいるでしょう。

そのためPC初心者に向けて、使い方を教えるPCインストラクターを副業にするのは、経理にとって非常におすすめです。

参考までに経理経験のある筆者は、自治体で高齢者向けにパソコンインストラクターを経験しましたが、高齢者向けの場合はパソコンの基本操作(入力やネットの使い方等)がメインのため、比較的簡単に務めることが可能でした。

収入の目安

PCインストラクターの収入の目安は、時給で1700円前後です。特別な資格は必要なくWord、Excel、PowerPointを使えれば教えることができます。

筆者の場合、本業の会社が休みの日曜日に1時間1,600円×2コマで講座を受け持っていたため月に換算すると12,800円ほどの副業収入を得ていました。

ちなみに本業の会社には許可を得てインストラクターをしていました。

PCインストラクターのメリット・デメリット

PCインストラクターのメリットは、PC操作を教えることで、他人に説明するスキルが身に付く点です。小、中学校の生徒に教える仕事もあるため、学生でも分かる説明を心がければ、本業でのプレゼンの場面にも活きるでしょう。

一方デメリットは、教えることに慣れていない方にはハードルが高い点です。自分は理解していても、初心者にゼロから説明するのはかなり難しいです。

筆者の場合、過去に塾講師の経験があったためパソコンのインストラクターも比較的楽にこなせました。

経理におすすめの副業3:データ入力作業

データ入力作業は、PCでWordやExcel、その他ソフトにデータを入力する副業です。こちらも、PCスキルが長けている経理の方におすすめの副業になります。

収入の目安

データ入力作業の収入の目安は、プロジェクトごとで固定給のものもありますが、時給あたり1500円前後です。案件数が多く、特別な資格も必要ないので、今すぐ始められておすすめです。

筆者はクラウドワークスを通して時給制のデータ入力経験がありますが、在宅でもタイムカードのようなシステムを活用して作業ができ、休日の副業にはとても最適でした。

データ入力作業のメリット・デメリット

データ入力作業のメリットは、マニュアル通りに入力するだけの作業であるため、誰でも簡単に稼げる点です。また、オンラインで行えるので在宅で稼ぐことが可能です。

一方デメリットは、特別なスキルが得られない点で、単純作業の繰り返しである点になります。そのため、飽きっぽい性格の方には向かない仕事でしょう。

経理におすすめの副業4:Webライター

Webライターは、Web上に掲載される記事を執筆する副業です。経理とは一見離れた仕事のように思われますが、そんなことはありません。

Webライターの案件には「経理の仕事を経験した方、ご自身の経験談を記事にしてください。」といったものがなかにはあります。そのため、経理経験者にしかできない仕事があるというわけです。

また、Webライターの副業は、基本的なPCスキルとライティングスキルを学べば、1ヶ月程度で稼げるようになります。

筆者の場合、経理の知識はありましたがライティングスキルが無かったため、記事を納品しながらスキルを獲得できる案件を利用してライティングスキルを獲得しました。

収入の目安

Webライターの収入の目安は、文字単価だと1文字1円前後が相場です。1記事5000文字を文字単価1円で受けたとすると5000円もらえるという計算になります。

経験を積めば文字単価アップも可能ですし、執筆スピードも慣れればどんどん上がっていくため、短時間で効率良く稼げるようになります。

webライターのメリット・デメリット

Webライターのメリットは、PC1つで在宅で稼げる点です。納期はありますが、働く時間と場所は自分でコントロールできるので、本業が忙しい時でも調整ができます。

一方デメリットは、始めた当初は単価が低い点です。Webライター初心者は、文字単価1円未満の案件をこなすことが多く、そうなると案件を多く受けたとしても、労働時間に見合った報酬を受けられないことがあります。

そのため、Webライターの副業を始めて1ヶ月間ほどは、勉強と実績作りのために時間を使うことを念頭に置きましょう。

各職業の特色を一覧で確認しましょう。

仕事特徴
経理代行・記帳代行自身の経験をダイレクトに活かせる繁忙期が重なる
PCインストラクター人とコミュニケーションを取りながら働けるパソコン全体の知識も求められる
データ入力作業マニュアルに基づいた仕事のため容易単純作業のため飽きやすい
Webライタースキマ時間を活用して働ける報酬が低いため、安定した収入は得にくい

経理が副業で月10万円稼ぐまでの具体的な手順

ここまで、経理におすすめな副業をご紹介してきました。

最後に、経理が副業で月10万円稼ぐまでの具体的な手順を解説します。

手順1:クラウドソーシングサイトで自分に合った副業求人を探す

まず、クラウドソーシングサイトで自分に合った副業求人を探しましょう。クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい企業や個人事業主と、仕事を受けたいフリーランスや副業をする方をマッチングさせるプラットフォームのことです。

クラウドソーシングサイトには、Lancersやクラウドワークスなどさまざまなものがあります。サイトによって扱う案件も異なるので、いくつか登録してみて使いやすいサイトをメインで使うと良いでしょう。

手順2:提案文やポートフォリオを磨き応募する

次に、案件に応募するための提案文やポートフォリオを磨きましょう。経理代行やデータ入力作業などは、経理の仕事をしている方であれば、職歴を提案文に記載すれば問題ないです。

一方Webライターは、実績が必要な案件が多いため、自分でブログなどで何記事か書き、ポートフォリオをある程度充実させてから案件に応募しましょう。

手順3:採用されれば納期までに必ず成果物を提出する

案件に応募し採用されれば、指定された納期までに成果物を提出します。納期を守らないとクライアントに迷惑をかけてしまうことになるため、必ず守るようにしましょう。

また、納品前にはミスがないかを確認し、なるべく修正を出さない姿勢が大切です。成果物のクオリティが高ければ、継続してお仕事をもらえる可能性もあるので、何度も自分で見返すことをおすすめします。

手順4:実績を磨き高単価案件に応募orクライアントと単価交渉をする

何度か案件を受注したら、実績が上がっていきます。その実績をポートフォリオとして提案文に含め、さらに高単価の案件に応募してみましょう。実績があればあるほど、クライアントから信頼され採用率も高まっていきます。

また、継続してお仕事を発注してくれるクライアントに対して、単価交渉をするのも1つの手です。納期をきちんと守り、成果物に対しての修正が少なければこちらから単価交渉をしてみましょう。

まとめ

本記事では、経理の副業について解説しました。

メリットだけでなく、デメリットも把握したことで自分に合った副業を見定める基準もできるようになりました。

経理業務は複雑かつ勉強し続けなければ続けられない職種ですが、スキルは副業でも必ず活かすことができます。さらに経理で得た知識や経験は、思っていた以上に様々な仕事に生かせることがわかりました。

当記事を参考に、自分に合った副業を見つけて、仕事の幅を広げていきましょう。