【実体験レポート】専業主婦がライターになった方法

クラウドワークス初心者の稼ぎ方

sara330

【婚活/占い/動画制作】記事で1~3位記事多数執筆!校正実績1,000以上

副業で月10万円!」「これからは個人の時代!」などという謳い文句を、ネットやSNSでよく見かけるようになりました。それと同時に増えてきたのが、webライター(以下ライター)という仕事を始める人たちです。

ライターの中には、子育てをしながら活動している人もたくさんいます。Twitterでママライターが「月収30万円稼いだ」「育児と仕事の両立がしやすい」といったツイートをしているのを見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。

しかし、本当に稼げるのか、未経験でもできるのか、そもそもライターにはどうなればいいのかなど、いろいろな疑問が湧いてきますよね。

結論として、未経験でもライターになれるし、子育てをしながらでも月に10万円以上を稼ぐことは可能です。現に筆者は息子がお腹の中にいる時からライターを初めて、現在も息子の子育てをしながら活動しています。

今回は、妊娠中にライターとなり、生活できるくらい稼げている筆者が、ライターのなり方や仕事のとり方、仕事内容などについて詳しく紹介していきます。

専業主婦は稼げない

専業主婦は、朝起きてから寝るまでずっと働いているのに給料が入るわけではありません。そして日中は家に1人のため、どれだけ家事を頑張っても褒めてくれる人も少ないです。

筆者は、正社員として働いていた新聞社をやめた後、しばらく専業主婦として過ごし、その後妊娠。そして思ったのです。

「会社を辞めて妊娠して、出産して…その後は?わたし、ずっとこのまま家事と育児だけする人生なの?」と。それはイヤでした。もっと人と関わりたいし、誰かの役に立ちたい。その対価としてお金をもらいたい、と思いました。

しかし筆者の住んでいる地域は田舎ということもあり、女性の平均年収は150万円程度です。正社員やパートとして働いても、子どもが小さいうちは体調不良で子どもがよく早退するため、仕事を抜けなければならず、それが続くと職場にも迷惑がかかります。

安月給で働くのは嫌だし、子どものことで早退して周りに気を使うのも精神的に良くなさそうだと思った筆者は、子育てと両立しやすい仕事はないかと考え始めました。

Twitterでライターという職業に出会う

「自分ペースで仕事ができれば最高だな」という漠然とした思いを持ち、ネットやTwitterで情報収集をする日々が続きました。

そんな中、Twitterでライターとして活躍する人のツイートが目に止まりました。「ライターになって半年。ようやく月収30万円突破しました!子どもにおもちゃ買ってあげよう~!」というような内容だったと思います。

そのライターの投稿をさかのぼって見てみると、子育てをしながら企業コラムやアフィリエイト記事を納品し、月収20~30万円を稼いでいるらしいのです。

それを見た筆者は、正直怪しいなとも思いましたが、それよりも「今より収入が30万円増えれば、子どもに色んなものを買ってあげられるし、経済的自立にもつながるかも」と感じました。

そこで筆者は、Twitterで他のライターのツイートを片っ端から調べて、仕事内容や働き方、月収などをリサーチしてみました。すると、みんな働き方は違えど、楽しそうに仕事と向き合って、その結果が収入になっているといった人がたくさんいることに気が付きました。

「これだ。やってみよう」ー。

筆者はもともと文章はうまい方ではありません。しかし、mixiやデコログ世代ということもあり、文章を書くのはわりと好きな方でした。文章でお金をもらって、しかも在宅で働けるなら育児との両立もできそう。そう思ってライターになることを決意しました。

未経験の主婦がライターで食べていけるまでになった過程

ライターは「わたし、ライターです」と名乗れば誰でもなれる職業です。だからといって、何もしないで待っているだけでは仕事はもらえません。

ここでは、筆者がライターになって月10万円程度稼げるようになるまでの過程を紹介していきます。

クラウドソーシングサイトへの登録・提案

ライターになって最初にしたことは、クラウドソーシングサイトへの登録です。
筆者が登録したのは、クラウドワークスとランサーズですが、その他にも様々なクラウドソーシングサイトがあります。

中でもライター案件が多いクラウドソーシングサイトを下記にまとめたので、参考にしてみてください。

クラウドソーシングサイト一覧

  • ランサーズ
  • クラウドワークス
  • Workship(ワークシップ)
  • ココナラ
  • Shinobiライティング
  • サグーワークス

クラウドソーシングサイトに登録をしたら、まずは条件の良い案件を探して応募します。ライター初心者の場合は、最初から文字単価2円や3円などの案件に応募しても、受かる確率は低いです。

そのため、初めのうちは文字単価0.5円~1円と安い案件から応募して、実績を積んでいきます。実績が増えれば、クライアントが目を留めやすくなるだけでなく、自身をもって文字単価1円以上の案件に応募できるようになりますよ。

提案の際の文章は、クライアントがどんな記事を求めているかをしっかり理解し、クライアントの利益に自分がどのような形で貢献できるかを書くと受かりやすいです。

例えばクライアントがわかりやすい文章をかけるライターを募集している場合に「わたしは人を引き込む文章作成が得意です!」とアピールしても的外れです。

自分がクライアントの望む人材であることをアピールしましょう。

ライターのオンラインサロンに入会

ライターになると同時くらいの時期に、ライターが主催するオンラインサロンへ入会して、情報収集もしました。

オンラインサロンでは、ネットではあまり公開されていない具体的な情報を仕入れられます。例えば、

  • クライアントとの交渉術(単価アップや条件改善など)
  • ライター用の業務委託契約書の書き方
  • 営業の仕方
    などです。

あと「ランサーズでこういう応募があるのですが、条件が良すぎて不安です。応募しても大丈夫でしょうか?」といった相談もできます。クラウドソーシングサイトには、残念ながら初心者ライターを安く使い倒そうとする会社もありますが、先輩ライターの意見を聞いて機器回避をすることも可能です。

筆者は初めての単価アップ交渉の際、オンラインサロンでうまい交渉術やその執筆ジャンルの相場などを教えてもらい、無事文字単価1円から1.5円にアップしてもらうことに成功しました。

初心者の場合は右も左も分からない状態のため、相談できる先輩ライターがいるのはとても心強かったです。

オンラインサロンの主催者や仲間から、案件の紹介をしてもらえることもありますよ。(オンラインサロンによる)

Twitterのライター募集案件に応募

クラウドソーシングサイトで10件以上と、ある程度実績が溜まってきたら、TwitterやフェイスブックなどのSNSで案件に応募もしました。

SNSで「ライター募集」と検索し、自分が書いてみたいジャンルやこれまで書いたことのあるジャンルの募集があれば積極的に応募していました。

案件に応募するときは、募集をかけている人がどんな人かリサーチしておくと安心です。今までにもライター募集を行っている人や、自身もライター・編集として活動している人の募集であれば、そこまで変な案件にひっかかることもないと思います。

実際に筆者は、これまで初心者のときから今までで10回ほどTwitterでライター募集案件に応募し、6回お仕事をいただけました。

応募する際は、実績を添付するのを忘れないようにしましょう。

企業へ直接営業

クラウドソーシングサイトやSNSでの案件獲得と平行して、直接企業へ営業をかけるのもおすすめです。

ネットで「ライター募集」と調べると、結構多くの有名メディアや地方出版会社がライターを募集しています。クラウドソーシングサイトで案件に応募するよりも、企業へ直接営業をかけるほうがハードルが高いため、その分ライバルも少なく穴場です。

ただ、企業に営業メールをしても100%返ってくるわけではなく、返信をもえるのは40~50%程度です。もちろん返信率は人にもよりますが、企業からの返信がなくても気落ちせず、どんどん色々な企業へ営業をかけていくことが、契約に結びつきます。

1番良いのは紹介で新規案件を得ること

ここまでで4つの案件獲得方法を紹介しましたが、1番良いのは紹介で新規案件を獲得することです。

今契約しているクライアントから、新たに別のクライアントを紹介してもらえれば、自分で案件に応募する必要もない上に、紹介ということもあってお互い信用がそれなりにある状態から仕事をスタートさせられます。

ただ、紹介で仕事を得るのは日々の努力が必要です。今抱えている仕事に真摯に向き合い、期待以上の記事を納品して信頼をためていきはじめて新規案件を紹介してもらえるのです。

正直、筆者は文才がないと思います。ただ、クライアントさんと話し合い、意見をすり合わせて記事を作成するのはわりと得意なほうだと思っています。そんな筆者がライターとして4年以上活動を続けていられるのは、紹介が紹介を呼び案件が途切れなかったからだと感じています。

実際に筆者がやっているライターとしての仕事内容

ライターといっても人によって作業範囲はさまざまです。

主なライターの仕事内容は

  • リサーチ
  • 文章構成作成
  • 記事執筆
  • 修正
    となっていますが、場合によっては
  • 企画提案
  • 競合サイト分析
  • キーワード選定

までを依頼されることもあります。こう見ると「文章を書くだけじゃないんだ…」と思うかもしれませんが、初心者の場合はほとんどがリサーチ、文章構成、執筆、修正なので安心してください。

企画提案や競合サイト分析は、元々そこまでを仕事範囲として募集している企業もありますが、多くはライターとしての実績やライター以前の経歴を買われて頼まれることが多いです。

未経験でもライターになれるけど…

ここまで読んでいただいて、未経験でもライターになれることがおわかりいただけたと思います。筆者自身、ライター経験などありませんでしたが、4年以上もライターとして活動させていただいています。

しかし、未経験でできる仕事というのはそれだけ参入障壁も低いのです。また、世の中には文章を書くことが大好きな人や、作家志望の人、普段から本をたくさん読んでいる人などがたくさんいて、そういった人たちが副業としてライターをしていることもあります。

そのためライターは、競争相手が多いのです。そんな中でライターとして仕事を続けていくためには、自分だけの強みを見つけて地道に強みを磨き上げていくことが大切だといえます。

まとめ

ライターは、未経験でもなれる職業です。仕事道具はPCやスマホだけで、作業する場所も時間も自由なため、文章を書くのが好きな人や、自分のペースで仕事をしたい人には最適な仕事といえるでしょう。

ただ、ライターとして月数十万円の収入を定期的に稼げるかはまた別のお話です。継続的に収入をあげるには、既存顧客を大切にし、実績をあげて新たな仕事が勝手にやってきてくれる仕組みを作る必要があります。

まずは最初の一歩から、という気持ちで一つ一つ目の前の仕事に丁寧に取り組み、誰かの役に立つ記事を納品することで、結果は報酬となって後から付いています。