「マイケル・ペイジってどうなの？」と登録を検討するあなたへ。本記事ではマイケル・ペイジ・インターナショナルの評判やメリットを紹介します。紹介する求人の特徴や注意点も解説しているので、是非参考にしてください。
外資系企業に強い転職エージェントとして、必ず候補に挙がるのが「マイケル・ペイジ・インターナショナル」です。1976年にロンドンで創業された老舗中の老舗であり「外資系企業の転職エージェント鉄板」のマイケル・ペイジ・インターナショナルですが、自分に合った転職エージェントなのか不安に思うかもしれません。
そこで今回は、外資系に強い転職エージェント「マイケル・ペイジ・インターナショナル」について、口コミやメリット・利用の注意点を紹介します。
当記事を読み「自分に適している」と感じた際はぜひ登録をおすすめします。
マイケル・ペイジ・インターナショナルの基本情報
マイケル・ペイジ・インターナショナルは1976年にイギリス・ロンドンで創業した会社で、東京支店は2001年に開設されています。
世界36か国に141もの支店を構えている世界最大級の転職エージェントです。
外資系の中でも幅広い業種の求人を紹介している他、日系グローバル企業や日系のベンチャー企業の求人にも強い特徴があります。
対象とする性別・年代
マイケル・ペイジ・インターナショナルは、性別や年代で対象を定めてはいません。
しかしマイケル・ペイジ・インターナショナルで紹介される求人は高収入・ハイレベルのものが多いため、即戦力のスキルが必要不可欠です。
したがって、若い世代の転職の場合でも前職での実績があれば、それを踏まえてより年収や業務レベルの高い求人を紹介してもらえる確率が高まります。
対象とする職種・業種
マイケル・ペイジ・インターナショナルの求人には、経理・財務、金融、エンジニアや医療・ヘルスケア関係、ITや法務、不動産や営業など、外資系企業を中心に幅広い職種・業種が揃っています。
また、東京オフィスだけで14ものチームを構成してそれぞれの職種・業種の情報を網羅しているため、専門的な転職アドバイスを受けることが可能です。
サービス内容
マイケル・ペイジ・インターナショナルには、豊富な業界の高収入・好条件の求人が集まっています。その中からあなたにマッチする求人を紹介し、面接・転職後までサポートしてくれます。
また、特に外資系企業への転職ノウハウを長年に渡り蓄積しているため、他の転職エージェントに比べてたくさんの外資系企業の求人を扱っています。
したがって、外資系企業への転職を考えているならば、利用しない手はありません。
マイケル・ペイジ・インターナショナルを利用する3つのメリット
マイケル・ペイジ・インターナショナルを利用する上でのメリットは、次の3点です。
・登録から内定までがスピーディー
・外資系転職の求人数が多い
・外資系・日系グローバル転職のノウハウが多い
以下、理由を解説します。
登録から内定までがスピーディー
マイケル・ペイジ・インターナショナルは、登録から求人紹介・内定までがスピーディーであるといった特徴があります。人によって差はあるものの、早い場合は「登録から2週間で内定に至った」例もあります。
今すぐ転職したい人・よい求人があれば転職したい人など、転職までの期限はさまざまです。転職までの期限を設定している場合はもちろんのこと、求人の案件次第で転職を決めようと考えている際は、予想以上に早く転職が決まる可能性もあります。
外資系転職の求人数が多い
マイケル・ペイジ・インターナショナルの求人の約9割が、外資系企業の求人で占められています。その求人数の多さから「外資系転職と言えばマイケル・ペイジ・インターナショナル」と言われるほどです。
一定の専門性を持っており、かつ外資系企業への転職を考えている場合、マイケル・ペイジ・インターナショナルを使用することで、選択肢を大幅に拡大することができます。
外資系・日系グローバル転職のノウハウが豊富
2001年に東京オフィスを開設したマイケル・ペイジ・インターナショナルは、外資系企業に特化した転職エージェントとして、既に20年の歴史を持っています。
その過程で外資系・日系グローバル転職のノウハウが多く蓄積されており、それが高いマッチング力につながっています。
またキャリアアップ・年収アップを目標とした外資系転職にも高い専門性を持っています。
マイケル・ペイジ・インターナショナルのデメリット
外資系企業への転職を考える上でぜひ登録しておきたいマイケル・ペイジ・インターナショナルですが、デメリットについても認識しておきましょう。
サポートが少ない
マイケル・ペイジ・インターナショナルを利用した感想の中には、「他の転職エージェントに比べてサポートが少ない」というものがあります。
マイケル・ペイジ・インターナショナル自体が外資系の企業であるため、サポートが手厚い日本国内の会社に比べると、サポーターとの密度などがあっさりしていると感じる場合があります。
市場価値が低いと判断されると紹介されない
マイケル・ペイジ・インターナショナルは、専門性の高い人向けの求人や管理職・リーダー向けの求人を中心に扱っているため、求職者の経歴が浅く専門性が高くないと判断されると求人を紹介してもらえない場合があります。
あくまで、既に実績がある人がさらにレベルアップを目指すための転職エージェントの特色をもつためです。
転職を成功させるためには、自分と相性のよい転職エージェントを探すことが重要です。
自分に合わないと感じたら、他の転職エージェントを利用する選択肢も視野に入れましょう。
希望する職種を紹介されないことがある
自分についたコンサルタントの方針にもよりますが、希望しない職種を紹介される場合があります。
そういった場合には、改めて条件を伝え、場合によっては担当変更を希望するのもよいです。
マイケル・ペイジ・インターナショナルの求人は高い専門性やキャリア・管理能力を求める企業からの求人が多いため、それが自分の希望する職種と違う場合には、他の転職エージェントが向いている可能性もあります。
マイケル・ペイジ・インターナショナルの良い評判・口コミ
実際にマイケル・ペイジ・インターナショナルを利用した人々の評判や口コミについても見ておくと自分が利用する時に役立ちます。
「紹介される求人が高品質」
マイケル・ペイジ・インターナショナルの良い評判としては、「紹介される求人が高品質」というものがよく挙げられています。
ハイキャリアで高い能力を持つ人材を求める企業からの求人が集まっているので、年収レベル・業務レベルどちらを取っても高いレベルの求人が多いのです。
良質な求人の中から転職者にあった求人を紹介してくれるため、条件やタイミングが合えばすぐに転職が決まることも珍しくありません。
「外資系転職に対する専門性が高い」
「外資系転職に関する専門性が高い」と口コミの中でよく見られます。
長年蓄積されてきた外資系転職のノウハウを元としたアドバイスをもらえるため、自信を持って転職活動を進めることができます。
「国内企業からの転職のため不安だったが、同じような状況での外資系への転職実績は多いので絶対に大丈夫だと背中を押してもらい、安心して転職ができた」といった口コミもありました。
「登録から内定までスピーディーに終わった」
「登録から内定までのスピードが早い」ことも、マイケル・ペイジ・インターナショナルに対する口コミで多く挙げられている点です。最短で2週間で内定が出たという例もあります。
マイケル・ペイジ・インターナショナルの担当者は、求人を出す企業側と転職者側両方を担当しているため、ダイレクトに情報を提供することができ、そのため対応が早くなっています。
マイケル・ペイジ・インターナショナルの悪い評判・口コミ
マイケル・ペイジ・インターナショナルの悪い評判・口コミは以下のようになっています。いずれも転職者とのミスマッチが原因となっているようです。
「自身の経験が少ないからか返信が来なかった」
登録して問合せをしたのに対し、返信が来なかったという口コミが見られました。
しかし、自分の経験が外資系企業の求めるレベルに達していなかったとしても、返信がないと不安に感じますよね。
マイケル・ペイジ・インターナショナルの担当者は総じてコンサルタント力が高いという評判ですが、まれに対応の悪い担当者に当たる可能性もあります。
「紹介してもらえる求人が無く、敷居が高く感じた」
1つ目の口コミに共通する点でもありますが、「紹介してもらえる求人が無いと言われ、敷居が高く感じた」という口コミもありました。
これも転職者側とのミスマッチが元となった評判です。
しかし、「最初に登録した時は自分の経歴が足らずに求人を紹介できないと言われたものの、その後キャリアを積んで再度登録したら良い求人を紹介してもらえた」という口コミもあるため、あくまでハイキャリア向けの転職エージェントだと言えます。
「スピード感はあるが求人を押し付けられる感覚があった」
内定に向けたスピード感がある反面、紹介された求人を押し付けられるような感覚があったという口コミも見つかりました。転職に向かう意欲やスピード感がエージェント側とずれていると、”押しつけ”のように感じてしまうのかもしれません。
マイケル・ペイジ・インターナショナルに関する体験談
最後に、私自身がマイケル・ペイジ・インターナショナルを利用した時の体験談について、
・紹介された仕事の内容
・担当者の印象やサポート内容
・面接の流れ
といった点から紹介します。
実際に紹介された仕事の内容は？
私は外資系の金融関連という条件でマイケル・ペイジ・インターナショナルに登録しました。実際の求人内容は、資産運用会社の財務部での決算業務や外資系金融機関での管理職など、同じ業界の中でもいろいろな職種に渡っていました。
全体的には、採用の段階から高い英語力が求められる求人や、採用後に管理職として高いステージでの業務が求められる求人が目立ちます。収入ラインも年収数百万円～1千万円超えとなっていて、既に経験やキャリアのあるタイプがさらにステップアップするための転職エージェントという印象です。
一部「ポテンシャル採用」として、将来性を見込んだ採用も行われているため、異業種からの転職という選択もあります。
担当者の印象は？
私の場合、担当の方はかなりこまめに連絡をくれました。1日以上返信を待たされることはなく、数時間で返信が来ることもありかなり安心感を覚えました。
サポート内容は？
求人の条件を洗い出すためのヒアリング、実際の面接官の性格を踏まえた面接指導など、内定に至るまでのサポートも手厚いものであり、外資系転職では老舗とされている理由がよくわかりました。
面接の流れは？
簡単な書類選考の後、2回ほど面接が行われ、相互の自己紹介や会社・事業の紹介の後、これからの会社のプロジェクトやキャリア形成等について説明を受けました。
最後には質疑応答が行われるため、会社や職務に関する質問をすることで仕事への意欲を示すこともできます。
マイケル・ペイジ・インターナショナル独自の求人も多く、その場合には面接が通常よりも簡略化されていることもあります。そういった点も、マイケル・ペイジ・インターナショナルの強みです。
まとめ
今回はマイケル・ペイジ・インターナショナルの口コミやメリット・実際の使用感を紹介しました。自らの実績や経歴を活かし、さらなるキャリアアップを目指した外資系転職を実現できる転職エージェントが、マイケル・ペイジ・インターナショナルです。
担当者に不満があった場合は変更してもらうこともできるため、外資系転職を検討している・現時点でそれなりの実績がある場合は、ぜひ登録してみてください。