転職エージェントの使い方5ステップ|利用の流れと賢い活用方法を惜しみなく紹介

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はる@転職と副業の達人

シングルのワンオペ育児ワーカー|シンママ・シンパパが子育てしながら稼ぐために転職と副業について情報発信中|転職回数10回・副業歴10年|高卒→フリーター→初就職は2ヶ月で失敗→派遣や契約、非正規や正規を転々としつつ副業でスキルUP→転職でレベルUP→大手外資メディア企業の管理職月収65万円→独立・月収400万円達成

転職エージェントの利用を検討するあなたへ。当記事では、転職エージェントの基本的な利用方法やサポート内容を解説します。ステップアップのための転職をプロフェッショナルの力を借りて成功させましょう。

転職エージェントの利用を検討する際、「転職エージェントの使い方が分からない」「転職が上手くいくか不安」と感じますよね。転職エージェントを上手く活用するためには、いくつかのコツがあります。

そこで本記事では、実際に複数の転職エージェントの利用経験がある筆者が、コツを惜しみなくご紹介します。本記事を読み終えた後には、転職エージェントの具体的な使い方やメリットをご理解いただけます。転職エージェントの賢い活用方法を学び、転職を成功させましょう。

転職エージェントの使い方5ステップ!利用の流れを解説

はじめに、転職エージェントを理想する際の流れについて理解しておきましょう。転職エージェントの使い方は、大きく以下の5つのステップに分けることができます。

  • ステップ1:転職エージェントに登録する
  • ステップ2:キャリアコンサルタントと面談を行う
  • ステップ3:求人に応募する
  • ステップ4:企業と面接をする
  • ステップ5:企業に対して給与や勤務地など条件交渉を行う

下記で、順々に見ていきましょう。

ステップ1:転職エージェントに登録する

まず最初に着手すべきことは、転職エージェントに登録することです。転職エージェントへの登録は、どの企業も完全無料で実施できるので、気軽に登録を進めましょう。

登録を完了するだけで、求人情報や面接のコツなど、転職に関する情報を入手することができます。しかし、より自分にマッチした情報を入手したい場合は、自身のプロフィールや持っているスキル・資格、そして転職先に希望する条件などを登録しましょう。

筆者の場合、希望する年収や職種を指定した途端に、希望とマッチする企業の紹介や企業からのダイレクトメッセージが一気に増えました。

ステップ2:キャリアコンサルタントと面談を行う

転職エージェントへの会員登録が完了したら、キャリアコンサルタントとの面談を行いましょう。

キャリアコンサルタントとは、相談者のスキルやこれまでの経歴から最適な職種や求人情報を探してくれる役割の人です。キャリアコンサルタントは、転職に関する専門的な知識を持っており、国家資格としても認められています。

具体的な面談方法ですが、転職エージェントへの登録手続きが完了すると、担当となったキャリアコンサルタントから面談の連絡が届きます。日程調整をして面談の日付が決まったら、事前に転職理由や自分の強み、不安を感じている点などを整理しておくことをおすすめします。

前もって自分の状態を整理しておくことで、キャリアコンサルタントの面談をスムーズに進められます。また、面談当日には履歴書や職務経歴書を持参すると、より有意義な時間を過ごせますよ。

ステップ3:求人に応募する

キャリアコンサルタントとの面談が終わったら、実際に求人へ応募します。

面談中や面談後に、自分の条件に合う求人情報がキャリアコンサルタントから紹介されます。企業側への応募は、キャリアコンサルタントを通じて行われますが、企業に提出する書類についても、キャリアコンサルタントが適宜アドバイスをしてくれます。

特に、外資系企業に書類を提出する場合は、英語で書類を作る必要があるため、キャリアコンサルタントのアドバイスが大変役立ちます。アドバイスを元に書類を作成し、応募まで進めていきましょう。

ステップ4:企業と面接をする

書類での応募が完了すると、企業との面接に進みます。

この時、事前にキャリアコンサルタントと面接の練習を重ねておくことが大事です。ただし、転職エージェントによって、準備段階においてどの程度サポートしてくれるかは異なります。そのため、サポートの手厚い転職エージェントを選ぶことをお勧めします。

実際の面接では、「企業に対していかに自分が貢献できるか」「どんな点において有益な人材であるか」をアピールしましょう。自分にどんな強みがあり、雇用することで企業側にどんなメリットがあるか、可能な限り具体的に話せると好印象を与えることが可能です。

ステップ5:企業に対して給与や勤務地など条件交渉を行う

企業との面接が終了すると、面接結果が通達されます。

内定の場合は、年収や雇用条件などをキャリアコンサルタントと確認しましょう。内容に問題がなければ企業側との合意となり、その後、企業に対して給与や勤務地といった条件交渉を行います。

年収やポジションの交渉に関しては、キャリアコンサルタントがしっかり行ってくれるように依頼しておきましょう。

しかし、選考に落ちた場合は、キャリアコンサルタントからフィードバックをもらい、次の面接に備えましょう。1度選考落ちしたからといって、必要以上に落ち込む必要はありません。

良かった部分は次でも引き続き発揮し、改善点は事前の面接練習などでキャリアコンサルタントと共に潰し、万全の体制を整えていきましょう。

転職エージェントで効率よく内定を勝ち取れる使い方や活用方法

転職エージェントを使って効率よく転職活動を進めていくためには、いくつか押さえたいポイントがあります。具体的なポイントは、以下の3点です。

  • 自分にあった転職エージェントを選ぶ
  • キャリアコンサルタントとの面談を大切にする
  • 転職に関するサポートを受ける

これから転職活動をスムーズに進めていきたい、あるいは今転職活動が思うように進んでいない場合は、ぜひ参考にしてください。

1.自分にあった転職エージェントを選ぶ

まずは、自分にあった転職エージェントを探しましょう。

転職エージェントは大きく「総合型」と「特化型」の2種類に分かれています。

総合型は幅広い業種を扱っているため、新しい仕事への挑戦やこれまでとは異なるスキルを身につけていきたい、と考えている方におすすめです。

一方、特化型は1つの業種や業界に特化した転職エージェントです。転職先として希望する業界がある場合は、特化型のエージェントを使いましょう。

複数の転職エージェントに登録する

転職エージェントを利用するにあたって、最初は複数のエージェントに登録しておきましょう。

転職エージェントは扱っている求人情報や、得意としている業界に違いがあります。総合型の転職エージェントを2、3社登録しておくことで、満遍なく転職に関する情報を入手できます。

また、転職する業種に明確なこだわりがある場合、総合型に加え、特化型の転職エージェントに登録しておきましょう。始めのうちは総合型を使い、徐々に特化型へとシフトしていくと良いです。

しかし、特化型のエージェントは、最終的には1社に絞った方が良い場合もあります。例えば、転職エージェントによっては、面談のスケジュールを個人の都合や対策度合いに合わせて、最適に組んでくれることがあります。序盤に志望度の低い企業群をまとめ、後半に志望度の高い企業群の面談をまとめることで、少しずつ面談慣れすることができるからです。

この時、特化型のエージェントを複数同時利用すると、スケジュールがバラバラになってしまったり、同じ会社に複数エージェントから申し込んでしまったりする恐れがあります。そのため筆者は、総合型のエージェントを数社と、複数社から選び抜いた1社の特化型のエージェントを利用していました。

2.キャリアコンサルタントとの面談を大切にする

2つ目のポイントは、キャリアコンサルタントの面談を大切にすることです。

キャリアコンサルタントは、転職サポートの専門家ですが、求職者に関する情報を全く持たない人の手助けを行うことはできません。そのため登録後の面談では、以下の2点を特に意識しておくようにしましょう。

  • 転職の目的を明確に伝える
  • 嘘をつかない

2-1.転職の目的を明確に伝える

キャリアコンサルタントには、転職の目的を明確かつ可能な限り具体的に伝えるようにしましょう。

転職活動をスムーズに進めていくためにも、キャリアコンサルタントを信頼し、自分の情報を細かいところまで整理してオープンにします。

「なぜ転職をしたいのか」「転職先に期待する条件」「これからの転職活動で不安を感じているところ」などは事前に明確化しておき、キャリアコンサルタントに伝えるようにしましょう。

筆者自身、とあるキャリアコンサルタントに相談をした際には、簡単なヒアリングののち早速転職候補の企業を羅列されるような経験がありました。場合によっては、とにかく転職をさせたいが故に、転職目的や方針を軽視するコンサルタントと話すこともあるでしょう。しかし、まずはきちんと自身の考えを主張することが肝心です。

2-2.嘘をつかない

キャリアコンサルタントとの面談で、嘘をついてはいけません。キャリアコンサルタントは、転職活動の成功をサポートしてくれる存在です。仮に、これまでの経歴で表に出したくないことがあっても、必ず伝えておきましょう。

例えば、キャリアコンサルタントに休職歴があることを伝えたとしても、転職活動で不利に働くことはありません。相談者の休職歴を踏まえた上で相談に乗り、求人情報を提供してくれます。

逆に隠したまま内定まで進み、必要な書類が提出できない、または求人情報と一致していないといったトラブルが発生すると、最悪の場合には内定取り消しになってしまいます。

不必要なトラブルを避けるためにも、キャリアコンサルタントにはこれまでのことを包み隠さず伝えましょう。

筆者の経験上、コンサルタントとの信頼関係の強さは、求職者自身の転職活動のモチベーションや、コンサルタントのサポートの手厚さに大きく影響します。信用できないコンサルタントでない限り、なるべく本音で相談することをお勧めします。

3.転職に関するサポートを受ける

3つ目のポイントは、転職に関するサポートを受けることです。転職エージェントに登録すると、以下のようなサポートを受けることができます。

1.非公開求人を紹介してもらう

2.履歴書や職務経歴書を添削してもらう

3.面接練習をする

4.人事からのフィードバックをもらう

上記の中で、苦手意識があるものや利用できてないものがある方は、積極的に活用するようにしましょう。

3-1.非公開求人を紹介してもらう

転職エージェント各社は、公開されている求人情報の他に、一般には公開されていない求人情報を持っています。

公開すれば人気が殺到することが予想されるものや、他の転職エージェント会社には知られたくない求人は一般公開されていません。

キャリアコンサルタントを通じて非公開求人を紹介してもらえば、より転職の成功率は上がっていきます。

3-2.履歴書や職務経歴書を添削してもらう

キャリアコンサルタントには、企業に提出する履歴書や職務経歴書を添削してもらいましょう。

人材紹介大手のマイナビが調査したデータによると、転職エージェントを使っての転職で、書類選考を通過する確率は30%ほどです。したがって、企業に自分をアピールすることが十分にできなければ、書類選考の通過は困難です。

事前にキャリアコンサルタントに書類を見せ、フィードバックをもらいながら充実した書類内容にしていきましょう。

3-3.面接の練習をする

コンサルタントを活用した面接練習も欠かすことはできません。

書類でのアピールに成功した後は、面接であなたの人となりを見てもらいます。自分の話し方の癖や言い回し、などをキャリアコンサルタントに客観的に見てもらい、練習しておく必要があります。

また面接では、事前に提出した書類の内容と矛盾が生じないようにすることも大切です。

3-4.人事からのフィードバックをもらう

転職エージェントを使うことで、不合格になった時にキャリアコンサルタントを通じてフィードバックをもらうことができます。

不合格には、必ず理由があります。したがって、キャリアコンサルタントから専門知識に基づいたフィードバックをもらうことで、次回のチャンスに向けて改善していくことができます。

自分の癖を、自分の力だけで改善していくのは非常に難しいです。キャリアコンサルタントの力を借りながら、内定獲得に向けて進んでいきましょう。

まとめ

転職エージェントは、キャリアコンサルタントのサポートを受けることで、効率的に転職活動を進めていけるサービスです。

転職先で自分が活躍するためにも、まずは信頼できるキャリアコンサルタントとしっかりとした関係性を構築していきましょう。今の状態をキャリアコンサルタントに伝えることで、自分に最もマッチした条件の企業と繋がることができます。

書類の書き方や面接の練習は、1人だけではなかなか進めていくことができません。転職エージェントのサポートを十分に使い、転職活動を進めていきましょう。